日本古来の伝統技術で
現代の生活で利用可能な形の
「錫器(すずき)」を表現する職人
錫(すず)を取り扱って造形をする職人が掛川にいる。錫は酸化しにくく、錆びにくい金属で、錫器は1300年ほど古来より使用されてきた、長い歴史を持つ。代表の志村泰利さんは7年間京都で錫職人の師匠の元で修業し、2019年に実家のある掛川で工房を構える。全国的に希少な“ろくろ”を使って削り出しをおこなう伝統的な手法を用いて一つ一つ丁寧に手作業を重ねる。「多くの人に、身近に錫を感じ興味を持って欲しい」と語る志村さん。熱伝導が高い錫の特徴を活かし、若い世代にも使えるタンブラーや植物用の鉢など、現代に合わせた形作りを日々模索する。

MAKINAGI
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